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27日、栃木県那須町のスキー場付近で登山の講習中の高校生と教員48人が雪崩に巻き込まれ、生徒ら8人が死亡した事故で
生徒たちを引率していた栃木県高校体育連盟の登山専門部が会見を開き、「ラッセルの訓練は当時は安全だと判断して行ったが
こういう事態になり、反省しなければいけない」と述べました。また、生徒らが死亡した高校の校長は「痛ましい事故になってしまい
心からおわびします」と謝罪しました。
8人が死亡、40人がけがをした雪崩事故を受けて、今回の講習を主催した栃木県高校体育連盟の登山専門部が、29日午後5時から
栃木県庁で会見を開きました。
その中で講習会の責任者の1人で、大田原高校の教員も務めている猪瀬修一委員長は、事故が起きた当時、みずからは登山の
講習の現場ではなく本部としていた近くの旅館にいたとしたうえで、「現地にいる教員に電話をして状況を確認していた。教員からは
雪が積もっているので茶臼岳への登山は無理だが、雪はさほど強くなく、風もほとんどないためラッセル訓練は可能だろうと提案を受けた」と述べました。
そして「スキー場で雪崩が起きやすい地点は私たちの中で認知していて、そこには近づかないということで大丈夫だろうということで
現地にいた登山の経験が長いほかの2人の教員と私の3人で話し合ってラッセル訓練は可能だと判断した」と説明しました。
そのうえで「当時は安全だと判断して訓練をしたが、こういう事態になったことを反省しなければいけない。訓練を中止すれば
こういうことにはならなかったと思う」と述べました。
一方で、今回の講習の参加者が自分の位置情報を発信する「ビーコン」と呼ばれる機器を持っていなかったことについて
「きつい冬山登山には必須だが、講習会でビーコンを必ず持ちなさいとか、義務づけして持っていないところは参加させないという
認識はなかった」と説明しました。
また、栃木県高校体育連盟の登山専門部の部長で、大田原高校の植木洋一校長は、「生徒7人と教員1人が命を落とすという
痛ましい事故になってしまい、心からおわびします。ご冥福を祈るとともに調査に誠意を持って協力したい」と述べ、謝罪しました。
NHK
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