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スキー合宿中の高校生１７０人窃盗被害 長野のホテル、昨年も
スポニチSponichiAnnex 2016年1月9日 20:23
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長野県警中野署は９日までに、同県山ノ内町の志賀高原の「ホテルサニー志賀」で、
スキー合宿で宿泊中の生徒約１７０人から預かった貴重品が盗まれたと明らかにした。
現金は少なくとも総額約８０万円に上る。７日から８日にかけて盗まれたとみて窃盗容疑で捜査している。
このホテルでは、昨年８月にも、大手学習塾の早稲田アカデミー（東京）が開いた夏期合宿中、
中学生約３４０人の財布などが盗まれていた。
ホテルや顧問弁護士によると、被害に遭ったのは、川崎市の私立高校のいずれも２年生の女子生徒で、６日から３泊４日の日程で滞在していた。
袋に入れた貴重品を複数の箱に収納しフロント奥の事務所に保管していた。
７日は生徒が買い物できるよう財布をいったん返却し、午後８時ごろに再び回収。
同日午後１１時ごろに貴重品があることを確認していたが、８日午前７時半ごろ、盗難に気付いたという。
ホテルは昨年の事件を受けて、事務所を夜間も施錠するようにし、入り口に防犯カメラを２台新設するなどの対応をとっていたという。
事務所にあったレジスターは手つかずだった。貴重品だけを狙っていた可能性もあるとみて、長野県警は防犯カメラの画像を分析するなどして調べている。
ホテルは「ご迷惑を掛け、深くおわびする」とコメントを出した。