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帯広署は16日、酒気帯び運転で衝突事故を起こしたとして、帯広署地域課の警部補(57)を
道交法違反(酒気帯び運転)容疑で逮捕した。
逮捕容疑は15日午後8時55分ごろ、酒気帯び状態で軽自動車を運転し、
同市東9南8の市道交差点で市内の会社員男性(28)の軽乗用車と衝突した疑い。
男性にけがはなかった。
道警監察官室によると、男性からの110番通報を受けて駆け付けた帯広署員が、
同容疑者から酒のにおいがしたため検査した。飲酒量などは捜査中だが、呼気からは
基準値を上回るアルコールが検出された。
同容疑者は事故当時連絡手段を持っていなかったため、男性のけがの有無を確認後、
男性に通報を依頼して付近の自宅(道警公宅)に携帯電話を取りに戻り、十数分間現場を
離れていた。調べに対し、「15日午後4時から同8時までの間、焼酎をジュースで割って
自宅で一人で飲んでいた」と話し、容疑を認めている。事故の際は付近の入浴施設に
向かっていたという。15日は勤務日ではなかった。
道警の安部雅弘監察官室長は「職員が悪質な犯罪で逮捕されたことは誠に遺憾で
深くおわび申し上げる。厳正に対処していく」とのコメントを発表した。
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