20/03/18 17:28:32 aB3BklGb.net
アプリケーションがファイルを開く時、
Unix系(iOS,Android,MacOS,ChromeOS等)のカーネルは、ファイルの「iNode番号」をハンドルとして掴む。これはファイル名やパスとは別に独立した番号で、ファイルを開いている最中でもそれを移動、名前変更、削除等ができる。
Unix系はもともとマルチユーザーマルチタスクとして設計されていて、30年以上前からこの仕組みである。
(今は2020年だが)Windowsのファイルを扱う仕組みは8bitシングルユーザーシングルタスクOSのMS-DOS時代のままで、「ファイルパス+ファイル名」をハンドルとして掴む。
つまりファイルを開いている最中はそれらの変更を許さない。Word文章作成中にファイル名を変えたいと思っても、今編集しているファイルをゴミ箱に捨てようとしてもできない。こんな単純なことなのに。
Winアプリは一時的な編集テンポラリファイルを頻繁に作るのだが、削除に失敗して残ることがある。ユーザーが多いLAN経由で共有ファイルを開いているならなおさらイライラする事も多いだろう。