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2023年12月25日
米国農務省(USDA)経済調査局によると、おもにアメリカ人が食べる野菜はジャガイモとトマトだそうだ。2019年の調査では、アメリカ人は年間平均22kgのジャガイモ、14kgのトマトを食べているという。
これには、フライドポテトやピザソースの消費が大きく貢献しているのは驚くことではない。
だが将来、農務省が年間の野菜消費量を集計し始めたら、トマトがトップの座に躍り出るかもしれない。
というのは、ジャガイモが野菜ではなく、米やその他の炭水化物と同じ穀物のカテゴリーに分類されることが検討されているからだ。
アメリカでジャガイモの分類を穀物に変更することを検討
米国農務省と保健社会福祉省から成る、米国食生活指針諮問委員会は、2025年に向けたガイドラインをまとめていて、ジャガイモの分類の再考を行っている。
このガイドラインでは、食品を乳製品、果物、穀物、タンパク質、野菜という、よく知られた5つのカテゴリーに分けているが、異なる食や食事パターンが多くなっているため、こうしたカテゴリー分けが変わるかもしれないという。
委員会としては、ジャガイモ、パン、豆類などいずれを食べても、あらゆる人が十分な栄養を確実に摂取できるようにしたいと考えている。
そのため、ジャガイモの分類をこれまでの野菜から穀物に変更することを検討しているというのだ。
ジャガイモ協議会も穀物チェーンも反対の立場を表明
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