【アメリカ】 交通違反を取り締まりまくって歳入の約90%を罰金などでまかなう人口わずか226人の村で開かれる特殊な裁判とは? [朝一から閉店までφ★]at NEWS5PLUS
【アメリカ】 交通違反を取り締まりまくって歳入の約90%を罰金などでまかなう人口わずか226人の村で開かれる特殊な裁判とは? [朝一から閉店までφ★] - 暇つぶし2ch1:朝一から閉店までφ ★
23/11/25 21:33:40.52 cytqGlQu.net
2023年11月24日 20時00分 メモ

交通違反の罰金は自治体の収入となりますが、一般的にその金額は自治体全体の収入からすれば微々たるものです。しかし、アメリカ・ルイジアナ州にある人口226人のフェントンという村では、
「Mayor's court(首長裁判所)」という特殊な形式の裁判所が運営されており、この裁判所が交通違反者から徴収する罰金が村の主な収入源になっていると報じられています。

This Louisiana Village Brought in $1 Million Through a Court Where the Mayor Is the Judge — ProPublica
URLリンク(www.propublica.org)


石油化学産業の重要拠点であるレイクチャールズの郊外にあるフェントンは、人口約226人の非常に小さな自治体です。村には約20ブロックほどの区画しかなく、目立つ建物は市役所や図書館、ガソリンスタンド、小さな公営団地、チェーンの雑貨店、穀物貯蔵施設、教会くらいです。

フェントンの北側にはルイジアナ州中部からテキサス州東部へ向かう道が通っており、通り抜けるまでわずか1分程度ですが多くの車がフェントンの中を通ります。
道路は村の入り口直前で国道165号線の高速道路から一般道に切り替わり、制限速度が時速65マイル(約105km)から50マイル(約80km)に引き下げられます。
フェントンの警察官はこの道路に待機して、速度の変更を見落としたり、十分に速度を落とさなかったりしたドライバーに対し、大量の交通違反切符を切っているとのこと。

その結果、フェントンは2022年6月までの約1年間で、130万ドル(約1億9400万円)を主に交通違反による罰金や没収金で得ています。
この金額はルイジアナ州にあるほとんどの自治体よりも多く、ルイジアナ州第3の都市である人口約18万7000人のシュリーブポートとほぼ同額だそうです。

アメリカの平均的な自治体では、歳入に占める罰金および没収の割合が1.7%であるのに対し、フェントンでは92.5%に達します。
つまり、人口が少なく消費税や固定資産税がほとんど徴収できないフェントンでは、村の運営に必要なほぼすべての資金が交通違反の罰金によってまかなわれているというわけです。

また、フェントンにはルイジアナ州やオハイオ州などの小さな自治体でみられる「首長裁判所」という特殊な裁判所が設けられています。
首長裁判所とは、交通違反をはじめとする軽微な犯罪を「自治体の首長が裁判長を務める裁判所」が処理するという仕組みであり、記事作成時点では約250の小規模な自治体で機能しています。

首長裁判所は地方裁判所と同様に地方条例の違反について扱いますが、ルイジアナ州では法律のグレーゾーンで運営されています。地方裁判所の裁判官は、法学の学位を得た上で司法試験に合格する必要がある一方、
首長裁判所では首長がこれらの要件を満たさなくても裁判長を務めることが可能です。首長は裁判長として違反者に罰金を科したり、懲役刑を宣告したりすることができるとのこと。

URLリンク(gigazine.net)


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