【特集】 「米」はアメリカ、「露」はロシア、では「勃」は…?外国地名の漢字表記「面白過ぎる由来」を大公開! [朝一から閉店までφ★]at NEWS5PLUS
【特集】 「米」はアメリカ、「露」はロシア、では「勃」は…?外国地名の漢字表記「面白過ぎる由来」を大公開! [朝一から閉店までφ★] - 暇つぶし2ch1:朝一から閉店までφ ★
23/10/27 14:03:24.58 wO9Nvk9b.net
4時間前NEW

来月の米中首脳会談は実現するのか。ここ最近よく目にするニュースだ。あえて説明するまでもないが、「米」はアメリカ、「中」は中国のことである。ここでひとつ冷静になって考えてみてほしい。

中国が「中」であることはわかる。一方でアメリカをなぜ「米」と書くようになったのか、その理由を答えられる人は多くはないだろう。今回は当たり前に使われているが実はよくわからない、外国地名の漢字表記について深掘りしていく。

「ロシアの漢字略称は今でこそ『露』と書きますが、かつては『魯』と書いていました。また、アメリカのことを日本では『米国』と書きますが、中国では『美国』という表記が一般的。このように、どんな漢字が当てられるかは時代や国、書物によっても異なります」

冒頭から意外なエピソードを紹介してくれたのは、日本語史を専門とする成城大学の陳力衛(ちん・りきえい)教授だ。そもそもなぜカタカナ表記ではなく、漢字表記が広まったのだろうか。陳教授が続ける。

「ルーツは中国にあります。中国の文字は漢字しかありませんから、外国地名も漢字で表記します。それがどうして日本に伝わったのか。話は江戸時代にさかのぼります。

当時の日本は鎖国の影響もあり、西洋の知識に乏しく、一方で中国は西洋の国々とも交流がありました。そのため日本が近代化を進めるにあたり、当時の知識人は中国語に翻訳された漢訳洋書を通じて、西洋の知識を吸収したのです。

明治5年(1872年)には外国の国名、地名、人名の漢字表記がまとめられた『洋語音訳筌(せん)』が出版されます。本書は、漢訳洋書から例を集めて辞書として重宝され、その後の漢字表記に大きな影響を与えました」

漢字表記が中国から伝わったのであれば、日本もアメリカを『美国』と書いてもおかしくはない。なぜ日本と中国で表記の違いが生まれたのだろうか。

「中国もはじめから『美国』で統一していたわけではなく、亜米利加(アメリカ)、亜美利加(アメリカ)、米利堅(メリケン)、美利堅(メリケン)など、さまざまな表記がありました。それらは日本にも入ってきたので、日中問わず『米国』や『美国』が混在している状況でした。

中国側の状況を変えたのが、在中アメリカ人が1838年に出版した『美理哥合省国志略』で、のちに『大美連邦志略』と改版されたのです。アメリカという国を中国語で紹介した本なのですが、自国をよく見せるためにタイトルに『大美』をつけたと考えられます。

『大』は大日本帝国や大韓民国のように、偉大な国であることのアピール。『美』はアメリカを示す漢字ですが、『米』よりもよい印象を与える『美』を採用した。以降、中国では『美国』が定着していくことになります。

本書はのちに日本にも入り、明治期には知識人がアメリカの政治制度などを勉強する格好の“教材”となったのですが、どういうわけか『大美』を抜いた『連邦志略』というタイトルで出版されたんです。
その影響もあってか、日本では『美国』は定着せず、『米国』のほうが定着していきました。『洋語音訳筌』でも「米利堅」を見出し語として掲げています」(陳教授)
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