20/04/22 22:05:16 CAP_USER.net
・WHO文言巡り米反対、G20宣言が見送りに 英紙報道
英紙ガーディアンは20日、先進国に新興国を加えた20カ国・地域(G20)保健相会合のテレビ会議で、新型コロナウイルス感染拡大を受け世界保健機関(WHO)の機能強化を確認する大臣宣言を出す予定だったが、米国が反発して合意できず見送る事態になったと報じた。
トランプ米大統領は14日、WHOは中国寄りの立場を取って対応に失敗したと激しく批判。資金拠出を一時停止し組織の見直しを要求している。
大臣宣言草案は、医薬品・ワクチン供給のためのWHO機能強化や、最前線で闘う医療従事者らの保護、持続可能な資金の不足への懸念を明記。一方で、トランプ政権が批判を強めている中国の初動対応の遅れを非難する文言は盛り込まれていなかった。
19カ国・地域が草案のWHOを巡る文言に賛同したが、会合直前、米国が異議を申し立てていることが各国に伝達された。そのためWHOに一切言及せず、封じ込めに向けて各国の連携を確認する短い「見解」が発表されることになった。
出席者によると各国は会合でWHOの果たす重要な役割に言及、指針などを称賛した。(共同)
・US scuppers G20 coronavirus statement on strengthening WHO
URLリンク(www.theguardian.com)
2020.4.21 07:03 産経新聞
URLリンク(www.sankei.com)