20/04/04 08:50:27 CAP_USER.net
小林恭子 | ジャーナリスト
4/3(金) 16:51
英国には今、新型コロナウイルスの感染拡大を防ぐため、不要不急の外出禁止令が出ている。レストラン、カフェ、バー、パブ、美術館、図書館、学校、スポーツジムなど多くの人が集まる場所は閉鎖されている(ただし、レストランやカフェなどはテイクアウト専門での営業は可能)。同居していない人と会うことも禁止だ。
不要不急ではない外出や集会は、場合によっては罰金措置の対象となり、警察官の姿を路上でよく見かけるようになった。
英国は、いわば「ロックダウン(都市封鎖)」状態にある、といってよいだろう。実際に、メディアではこの言葉がよく使われている。
しかし、この「ロックダウン」という言葉は「ほかの地域・人との一切の連絡を絶つ」という印象を与えるため、新型コロナの感染者が増えつつある東京、あるいは日本の他の地域に住む方は「もしそうなったら、ものすごいこと(怖いこと)が起きるぞ」と心配をしていらっしゃるのではないだろうか。
実は、「ものすごいこと」、「怖いこと」が起きるのは、感染が拡大して死者数が急増し、医療体制や都市機能の崩壊が始まったときだ。このような状態にならないための防止策がロックダウンなので、これ自体を怖がる必要はないだろう(ただし、経済への影響は多大となる可能性があり、この点を忘れてはいけないが)。
英国で今、何ができて何ができないのか、そしてもし日本でロックダウンとなった場合に気に留めておいた方がいいかもしれないことを書いてみたい。
できること、できないこと
まず、大原則は「自宅にいること(Stay at home)」である。
これは新型コロナに感染しているかもしれない人からウイルスをうつされないようにするため、あるいは自分が持っているかもしれないウイルスをほかの人にうつさないようにするためだ。したがって、ほかの人との接触を極力減らさなければならない。
外に出かけるのが許されるのは、食料を調達するあるいは医療サービスを受けるためか、仕事に出かけるため(自宅勤務がどうしてもできない場合)。
そのほかには1日1回、運動(走る、歩く、自転車に乗るなど)をするために戸外に出ることは許される。
外に出たら、ほかの人とは2メートルの距離を置く。
頻繁に手を洗う。
同居している家族以外の家族(別のところに住む親など)や友人に会ってはいけない。
交際中でまだ一緒に住んでいないカップルの場合、しばらく直接は会えないことになる(この際、一緒に住むことを決めるのも「アリ」かもしれないが!)。
(詳細はこちらから)
どんなお店・サービスが開いているか
閉鎖令が出ているのは、先に書いたがレストラン、カフェ、バー、パブ、美術館、図書館、学校、スポーツジムなど多数の人が集まる場所。
逆に何が開いているかというと、食料や日用品を売るスーパーや八百屋など、新聞やたばこ、お菓子・飲み物などを売る「ニュースエージェント」と呼ばれる雑貨屋、郵便局、銀行(オープン時間は短くなっている)、鉄道やバス(運行サービスは縮小)。
電話やインターネット、郵便サービス、宅配は今までと同じだが、ネットショッピングが増えたので、配達に時間がかかっている。
どのような生活の流れになるか
===== 後略 =====
全文は下記URLで
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