【イスラエル】聖書の記述は信用できるのか?「失われたアーク〈聖櫃〉」を求めて─2回目の「契約の箱」発掘調査 [12/05]at NEWS5PLUS
【イスラエル】聖書の記述は信用できるのか?「失われたアーク〈聖櫃〉」を求めて─2回目の「契約の箱」発掘調査 [12/05] - 暇つぶし2ch190:七つの海の名無しさん
19/12/11 13:38:05.09 pNVSRwk4.net
カナンは「エジプト脱出」が行われたとされる紀元前13世紀には、なお全能のファラオの
支配下にあった。したがって、モーセは解放された奴隷をエジプトからエジプトへと導いた
ことになる。聖書の記述によると、彼は60万人の戦士と300万近い人間を40年間も
砂漠の中を引き連れた。これほどの規模の人口が居住地を離れ、これほど長い期間、砂漠を
さまようのはまったく不可能だという事実のほかに、こうした出来事があれば、何らかの
碑銘学的ないし考古学的な痕跡を残したにちがいない。エジプト王国では、個々の出来事を
きわめて正確に記録に残す習慣があって、帝国の政治・軍事活動について数多くの文書を
われわれは現に手にしている。王国の土地に遊牧民の羊飼い集団が侵入したことまで知ら
れている。問題は、そこに住んで、反乱を起こしたであろう、あるいはいつかの時期に
そこから脱出したであろう「イスラエルの子ら」に関する典拠や暗示が一つも見出されて
いないということだ。  
40年間砂漠をさまよった後、「イスラエルの民」はカナンの地に到着し、カナンを
電撃的に征服した。神の命令に従ってカナンの民のほとんどを絶滅させ、
征服後、モーセの指導のもとに統一された人々はいっくつかの部族
に分かれ全部族で征服した土地を分かち合った。
幸いなことに、史上最初のジェノサイドの一つとして「ヨシュア記」に生き生きと
報告されたこの凶暴な植民化は、決して起こらなかった。
有名なカナン征服は、実は、新考古学によって完全に否定された神話のひとつ
だった。
「ユダヤ人の起源」 シュロモー・サンド 著
 高橋武智 監訳  佐々木康之・木村高子 訳


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