【オピニオン】米国の道路は歩行者にとって“危険”になっている? 交通事故死が減る一方で「歩道の死者」が増えた理由 [11/27]at NEWS5PLUS
【オピニオン】米国の道路は歩行者にとって“危険”になっている? 交通事故死が減る一方で「歩道の死者」が増えた理由 [11/27] - 暇つぶし2ch2:SQNY ★
19/12/02 11:22:02.47 CAP_USER.net
歩行者の死亡事故は2009年から50パーセントも増えている
米国の自動車市場ではセダンの人気が低迷し、SUVやクロスオーヴァーSUVの所有者が増加していることも、交通事故による死亡者の増加の一因になっているかもしれない。13年には米国の新車販売台数におけるSUVの比率は15パーセントだったが、20年までにこの値は50パーセントに達する見込みだ。
クルマは重ければ重いほど人体に致命的な衝撃を与えるようになり、車高があればあるほど、足ではなく胴体や頭にぶつかりやすくなる。つまり、クルマと衝突することが、以前にも増して致命的になっているということだ。
道路の設計にも課題
時系列で追跡するのは難しいが、道路の設計も重要な要素かもしれないと、交通シンクタンク「Eno Center for Transportation」の政策アナリストのアリス・グロスマンは指摘する。米国の道路網の多くは自動車用に設計されており、横断歩道や歩道、照明など、歩行者の安全にとって適切とはいえない要素があるのだ。
歩いたり、自転車に乗ったり、バイクで移動したりするうえで最適な道路をつくりたいと考えている自治体は、米都市交通担当官協議会(NACTO)の交通路設計ガイドや自転車交通に関するオランダのCROW設計マニュアルなどの情報源を参照することができる。しかし、どのような変更がどのような種類のメリットをもたらすかは、必ずしも明確ではない。より多くのデータが役に立つ場合もある。「道路設計の前後に関するしっかりとしたデータは多くありません」と、グロスマンは言う。
歩行者の死亡者数の増加傾向を減少に転じさせることは、それを理解することと同じくらい複雑であるようだ。公的機関から連邦政府まで、さまざまなレヴェルでの設計、政策、施行を組み合わせることが求められる。
グロスマンと同じEno Center for Transportationの政策アナリストのロミック・アエヴァズは、交通エンジニアは何を優先すべきかを再考する必要があると指摘する。例えば、歩行者用信号の時間を延長したり歩道の縁石を広げたりすると、縁石から縁石へと安全に移動しやすくなり、同時にクルマの走行スピードを抑えられるかもしれない。


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