18/09/10 15:26:07.94 b5ButJ4i.net
>>1
ウーン。
たとえば、150年前のSF小説・ジューヌ・ベルヌの「月世界旅行」ではないが、
当時の考えで「超巨大で強力な大砲を作り、その弾の内部をくり抜いて人間を乗せて月に発射すれば、月に届く」
という発想に、誰も間違いを指摘できなかった。
当時思われていたのは、必要なのは、ただ月にも弾が届く「超巨大で強力な大砲」だけだった。
しかし、今もまだ実現できない。
材料や火薬の問題もあろうが、それ以上にその発射加速度に弾の内部の人間が耐えられないだろう。
また、逆に月から地球への帰還が難しい。
この「宇宙エレベーター」にしても、
今の科学的考えで一見出来そうにみえるが、相当難しいのではないか?
エレベーター用の超耐性のケーブルが本当に作れるのかという点もあるが、
物理運動的にも、エレベータが宇宙ステーションを引っ張ることに対抗するバランスのために、
反対の宇宙空間に向けて宇宙ステーションからケーブルを同じ長さだけ伸ばすということだが、
それだけでは足りない。
同じバランスを保つためには、反対側のケーブルにも同じエレベーターを作り同じ積載重量の物を同じようにシンクロさせて動かさねばならない。
しかし、反対側のケーブルの先は宇宙空間が広がるだけだから、その反対側のエレベーターを運用することは不可能なのである。