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2015.10.13 23:14
【ベルリン=宮下日出男】ウクライナ東部で昨年7月に起きたマレーシア機撃墜事件で、国際調査を主導してきたオランダ安全委員会
は13日、墜落原因に関する最終報告書を発表し、マレー機はロシア製地対空ミサイル「ブク」によって撃墜されたと結論づけた。
報告書はブクを発射した組織には言及していないが、分析の結果、ウクライナ東部ドネツクの東方の約320平方キロの範囲から発射
されたとみられるとした。
また、マレー機が紛争地域上空を飛行していたことを受け、安全委はウクライナ政府が当時、予防措置として該当空域を閉鎖すべき
だったとも指摘した。
最終報告書により、これまで疑われていたブクによる撃墜が確認された形だ。欧米やウクライナ政府は親ロシア派武装勢力がミサイル
を発射したと主張。露側はウクライナ政府軍による撃墜だと反論している。
撃墜の責任者の追及については、オランダ検察当局などの国際的な合同捜査チームが刑事事件として捜査中。
今後数カ月を要するとみられる。事件は昨年7月17日に発生。
アムステルダム発クアラルンプール行きのマレーシア航空の旅客機が撃墜され、乗員乗客298人が死亡した。
URLリンク(www.sankei.com)
13日、オランダのヒルゼ・レイエン空軍基地で、マレーシア航空機の残骸前で記者会見するオランダ安全委員会のメンバー(AP)