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◆U.S. Asian, European “Allies” Pivot away from Washington By Wayne Madsen 01 April 2015‐⑥
『枢軸ワシントンから逃げ出すアジアと欧州のアメリカの“同盟国” ‐ウェイン・マドセン』
URLリンク(www.strategic-culture.org)
ルーはまた、アメリカの雇用の外国移転や荒廃したメキシコ湾での危険な化石燃料の掘削の再開許可
によっても見られたように、労働組合や環境に壊滅的打撃を与えた貿易とエネルギー政策を実施した
政権を代表してもいる。
しかしながら、たとえワシントンがどんなに望んでいなくても、ウォール街とロンドンのシティから
北京と上海の新しい開発銀行とファンドへの世界的金融支配の移行は、『既成事実』である。
『Global Times』の最近の記事で、ケンブリッジ大学上席研究員のマーティン・ジャックが、アジア
だけでなく、世界でのワシントンの新たな窮地を簡潔に総括している。
『アメリカは、自分自身を自ら困難な立場に追いこみ、ますますあらゆる人々から見放された。
既に指摘されているように、彼らは、AIIB(アジアインフラ投資銀行)に参加した方が良かったのに、
そうした動きは米議会によって拒否されたので、これは重大な選択肢にはならなかったというわけだ。
AIIBは、地域における中国の経済力と、中国が現在行使している最高水準の影響力の明示なのだ。
アメリカ合州国が中国と競い合うことは不可能である。
アメリカ合衆国が地域に提供できるのは軍事力だけだ。しかしながら、過去20年間、まざまざと見て
きた通り、長期的には、経済力は軍事力に勝るのだ』。
世界は、『※パクス・アメリカーナ』の時代は、今や終わっていることを認識している。
それに取って代わるのは、BRICS同盟とAIIBと新開発銀行の中国の新たなパートナーの支援によって
強化される、新たな『パクス・シニカ(中国を中心とした平和)』である。