25/07/09 12:18:09.41 vsvCjuBv.net
最近、アニメやゲームなどとのコラボレーションを実施する飲食店が増えている。
例えば、すかいらーくホールディングスの「ガスト」「バーミヤン」「ジョナサン」は『鬼滅の刃』と、モンテローザが運営する「白木屋」「魚民」「千年の宴」はテレビアニメ『ダンジョン飯』とのコラボを展開しており、業種・業態を超えてその実例は多い。
このようなコラボでは、アニメやゲームのキャラクターに合わせた期間限定メニューを投入したり、店内装飾を変えたり、限定グッズをプレゼントしたりする。そのため、それぞれのIP(知的財産)のファンを中心に自然と話題になりやすい。
企業側の狙いも、まさにそこにある。通常のプロモーションではリーチできない層にアプローチすることで客層の拡大を図れる。結果として、客層を広げることで集客を最大化し、売り上げの増加を図っていきたいという思惑がある。
■スシローはこれまでに『原神』や『ハイキュー!!』とコラボ
こうしたコラボを上手に活用しているのが回転ずし業界だ。とくに、FOOD & LIFE COMPANIESが展開する「スシロー」は積極的にコラボを行い、成功している。2023年からの主なコラボレーションを振り返っただけでも、話題になったものが多い。
2023年
11月29日~12月25日:おぱんちゅうさぎ
2024年
2月21日~3月24日:原神
7月23日~9月1日:ストリートファイター
10月9日~11月10日:クロミ
11月20日~12月25日:パペットスンスン
2025年
1月8日~1月26日:シナモロール
2月12日~3月2日:モンスターハンター
3月5日~3月30日:ハイキュー!! 第2弾
コラボを行うことで、既存店の客数も増加している。
例えば、2023年に行った「おぱんちゅうさぎ」(11月29日~12月25日)とのコラボレーションでは、2023年12月の既存店客数が前年同月比125.2%を実現した。前年同月に当たる2022年12月は新型コロナウイルスの第8波に襲われており、客数もコロナ禍前の水準に戻り切っていなかったとはいえ、集客の押し上げる効果があったのは確かだ。
■くら寿司は『ONE PIECE』や『名探偵コナン』とタッグ
スシローと同様、回転ずし業界のトップ3を形成する「くら寿司」や「はま寿司」もコラボを行っている。
くら寿司の場合、少し知名度の高いアニメなどとのコラボが多い。2024年9月6日から10月31日にはテレビアニメ『ONE PIECE』と、2025年4月18日から5月15日までは劇場版『名探偵コナン 隻眼の残像』とコラボを実施した。
実は、くら寿司の既存店の客数は前年同月比でマイナスが続く。そうした中でも4月は96.5%、5月は98.1%と持ち直しの兆しが見えてきている。ゴールデンウィークなどの影響もあるだろうが、そのタイミングで人気IPとコラボできたメリットは大きかったとみてよさそうだ。
はま寿司も人気IPとコラボしているが、特徴的なのはタッチパネルの音声で人気声優を起用している点だろう。有名声優ナレーションは、2017年12月7日から期間限定で開始した企画だ。現在は、花江夏樹さんをデフォルトにしながら「選べる! タッチパネル声優ナレーション!」というキャンペーンを行い、神谷浩史さんや井上喜久子さんといった知名度の高い声優を起用している。
これほどまでに回転ずし業界でコラボの動きが盛んな背景には3つの理由がある。
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