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ハードオフ店頭のゲームソフトに、不穏な説明書きを発見。ネット上では「誠実な店」と、称賛の声が上がっている。
2024/11/20 05:30
秋山 はじめ
とあるハードオフ店舗で発見された、一見普通のゲームソフト。しかし、説明書きに添えられた「謎の1文」に、多数のツッコミが寄せられている。
■このゲーム、何かがおかしい…？
今回注目したいのは、レトロゲームコレクター・じょえさんが投稿した1件のポスト。
「お願い、それだけは言わないで」と意味深な1文が綴られた投稿には、リユースショップのスーパーファミコン（以下、SFC）ソフトの写真が添えられている。
しかし、こちらの商品『ジーコサッカー』のパッケージには「ジーコサッカーが起動しました」という、これまた不可解な注意書きが確認できたのだ。
■「良心的な店」と話題に
『ジーコサッカー』のカセットをハードに差し込んだら『ジーコサッカー』が起動できた、という説明書きを受け、思わず「当たり前だろ」とツッコミたくなった読者も多いのでは。
確かにこれは、言うなれば「ラーメン屋でラーメンを注文したら、ラーメンが出てきた」ような、自明の理である。
件のポストは、投稿からわずか数日で9,000件近くものリポストを記録するほど話題に。そして、Xユーザーからは「書かない方が売れると思う」「これを見て意味が分かる人、どれくらいいるんだろう…」など、これまた意味深なリプライが多数寄せられている。
中には「誠実な店」「良心的なお店だと思う」「お店の優しさだね」といった具合に、こちらの店舗を評価するユーザーの声も。
じつは、話題のゲームソフト『ジーコサッカー』には、とんでもない秘密が隠されているのだ…。
■これもう「シュレディンガーのジーコ」だろ…
ポスト投稿主・じょえさんは、こちらの『ジーコサッカー』をハードオフ店舗にて発見したそう。発見時の感想については、「思い切りネタバレしてるなぁ、と思いました」とのコメントが得られている。
そう、じつは『ジーコサッカー』には、一部業者によって中身が成人向けソフトに改造されて流通したソフトが紛れているのだ。
しかし、見た目は通常の『ジーコサッカー』と変わりないため、実際に起動するまでは、そのソフトが『ジーコサッカー』なのか、成人向けソフトなのか判断できない。
言わば、2つの状態が同時に存在する「シュレディンガーのジーコ」とでも呼ぶべき事象なのだ。そのため、この事情を知るゲーマーが「ジーコサッカー」という単語を聞くと、つい「それはどっちの？」という疑問が浮かんでしまう。
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■ハードオフに話を聞くと…
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