24/04/24 13:40:40.70 TiWeJqkP.net
“釘宮病”再発者多数『Lv2からチートだった元勇者候補のまったり異世界ライフ』
今期は『狼と香辛料』の新作におけるメインキャストの続投が放送前から話題でしたが、この『Lv2チート』も新作ながらものすごいことになっています。主人公のフリオ役が日野聡さん、ヒロインのフェンリース役が釘宮理恵さん(両名はWebラジオも担当。なお、ほかにもいい具合の中堅声優が多数います)。さらに岩崎良明監督にJ.C.STAFF制作と、どう見ても『ゼロの使い魔』です、本当にありがとうございました……という異世界ものなのですが、フェンリースがメインとなる第2話で、それまで明らかになっていなかったオープニングが、サプライズとして披露されました。
これが一部の年代にはクリティカルヒット必至なド直球の萌え萌えソング&映像で放送直後から大反響。SNSでは「釘宮理恵」や「りぜるまいん」(という釘宮さんがOP主題歌「はじめて▽しましょ!」を歌う2002年のアニメがあったのです)といったワードがSNSでトレンド入りしましたが、一聴すればそれも納得の振り切れ具合です。『アニメ好き外国人がガチで投票!世界アニソン総選挙』にはランクインしないかもしれませんが、間違いなく日本アニメの特産品と言える逸品。そのインパクトに、アニメファンは『ゼロの使い魔』『ハヤテのごとく!』『灼眼のシャナ』といった往年の作品、あるいは前期の『月刊モー想科学』など印象的な釘宮さんの作品を挙げながら余韻に浸ったのでした……。
昨今、アニメ放送に先行してオープニング映像を公開する作品も珍しくはなく、それは他作品に先駆けて話題を集めたいという思いの表れなのでしょう。しかしそれとは逆にオープニングの情報を伏せておくという勇気、そして「2024年も釘宮理恵さんでこの曲なら話題を集められる!」という絶大な信頼から生まれたであろう見事な采配にとても感心させられました。
先週の釘宮さんと言ったらダークなこちらも『グリム組曲』第1話「シンデレラ」
閑話休題。先のオープニングが公開されて話題になった直後に『グリム組曲』の配信がNetflixでスタート。その第1話のメインキャラクターを釘宮さんが演じていたのは面白い体験でした。
『グリム組曲』は『グリム童話』にダークなアレンジが加えられた全6話のアンソロジーで、時代や世界観も原作とはまったく別。例えば第1話「シンデレラ」は、日本の華族(?)の家に新しい母親とその娘たちがやってきたところからスタート。前妻の娘として以前から住んでいた(シンデレラポジションの)清子に釘宮さんがキャスティングされていたのですが、無邪気なロリ少女と思わせておいてのナチュラルな性悪さが絶品。「フェンリースみたい典型的なのも強いけど、釘宮さんはこういう底知れない感じもいいよね~」と再確認させられた次第です。そして、誰もが知る原作のアレンジ具合も面白かった。
ちなみに本作のキャラクター原案はCLAMPなのですが、『君たちはどう生きるか』のアニメーターが複数参加している第6話「ハーメルンの笛吹き」はどことなくジブリ風味が加わり、他エピソードと比べてかなり独特な味わい。こちらも必見です。
ちんすこう、いっぱい、サックス……『デート・ア・ライブV』
先週は『魔法科高校の劣等生 第3シーズン』や『魔王学院の不適合者 II ~史上最強の魔王の始祖、転生して子孫たちの学校へ通う~』、『黒執事 -寄宿学校編-』などがギャグテイストが強い話で、また『うる星やつら』も三石琴乃ボイスのキャラが「飛鳥(アスカ)」と連呼して楽しかったのですが、一番笑ったのがこれ。
Aパートの初っ端から「古今東西、エロくないのにエロく聞こえる言葉」という謎のゲームが始まり、生天目仁美さん、内田真礼さん、茅原実里さん、ブリドカットセーラ恵美さんといった歴戦の女性声優がそれっぽい単語を放っていきます。こういうので喜ぶのは男子中学生くらいかもしれませんが、そういう脳みそなんだから仕方ない。サブタイトル通り、迫る激戦の前にふさわしいナイスな休息回でした。
URLリンク(news.yahoo.co.jp)