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アーバンライフメトロ2021年6月23日
URLリンク(urbanlife.tokyo)
数多くのアニメの聖地となった立川市
アニメ作品では、現実の土地が舞台になったり、風景のモチーフに使われたりすることがよくあります。ファンの間でこうした場所は「聖地」と呼ばれており、実際にその場所を巡る「聖地巡礼」の動きも盛んです。東京都のほぼ中央、多摩地域に位置する立川市は、そんなアニメ聖地のひとつです。
立川市を舞台・モデルとしたアニメ作品は多く。
・『とある魔術の禁書目録(インデックス)』
・『ガッチャマン クラウズ』
・『聖(セイント)☆おにいさん』
・『サムライフラメンコ』
・『世界征服~謀略のズヴィズダー~』
・『フレームアームズ・ガール』
・『Persona4 the ANIMATION』
といったタイトルが該当します。
このうち3本のアニメを、今回紹介します。いずれも立川市の風景をよく再現していたり、自治体とのコラボ企画を実施していたりする作品です。
アニメのラッピングバスも運行
立川市の風景がモデルで使われているのは、
・立川駅北口
・多摩モノレール立川北駅
・伊勢丹付近
・高島屋付近
などのスポットです。
この「とあるシリーズ」とのコラボ企画として立川観光協会(立川市曙町)は「とある自治体の地域振興(プロモーション)」を立ち上げ、市への来訪者の誘致に力を入れています。
その一環として立川駅周辺では、アニメイラストをラッピングした自動販売機が設置されたり、バスが運行されたりしていました。
なぜ立川市が聖地となるのか
以上のように度々アニメ作品の舞台・モデルとして取り上げられる立川市ですが、その理由はどこにあるのでしょうか?
諸説ありますがそのひとつとして、「異なる風景の共存」が挙げられます。
まず立川駅周辺で印象的なのは、おしゃれな飲食店や百貨店、IKEA立川(緑町)やららぽーと立川立飛(泉町)などの大型商業施設です。またモノレールやオフィス街もあり、そこからは近未来的な感覚を味わえます。
その一方で少し歩くと、穏やかな時間を過ごせる豊かな緑があります。国営昭和記念公園がその最たるものといえます。そして北部を流れる玉川上水と南部を流れる多摩川、それらをつなぐ残堀川(ざんぼりがわ)といった水場もあります。
このようにいろいろな風景があるのはアニメ制作にあたっては好都合であり、そのため立川市が舞台・モデルとして好まれるというわけです。
都会的な風景と自然豊かな風景……。立川市は両者がちょうどいいあんばいで共存している街です。世間が落ち着いて立川市を訪れる機会があったら、そんなことを意識しながらぶらりと歩いてみてはいかがでしょうか?
(一部略)