19/08/28 23:06:13.85 r909kn6P.net
物語を考える場合、どっちかっつーと暗いバッドエンドの方が考えやすいというのはある。
なぜかというと、そもそも人間自体が救われない生物だから。
ギリシャ神話とかでもほとんど悲劇しかない。
例えば「主人公がヒロインとくっつきますた」「幸せな家庭を作り子宝にもめぐまれますた」という話をいくらしても、読者や視聴者にとって、人間の人生がそんな平和で生易しいもんで終わるわけないことくらいわかってるからだ。
つまり実体験や過去の膨大な凡例をもとに話を書くと、結局悲劇の方がリアリティがある。ハッピーエンドはどうしてもどこか寓話というか子供だまし的要素を大なり小なり必要になってしまい、視聴者に「うっそだ~」と言われてしまうのだ。