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ＮＴＴコミュニケーションズは３日、ＩｏＴ（モノのインターネット、Ｉｎｔｅｒｎｅｔ ｏｆ Ｔｈｉｎｇｓ）関連の
ビジネス拡大に向け、新部署を設立したと発表した。
インフラから生産設備、ウェアラブル端末までさまざまなモノをネットにつなげてデータをやり取りするＩｏＴは、
１０年間で５倍の拡大が見込まれる成長分野。通信各社が取り組みを加速させている。
新部署の「ＩｏＴ推進室」は技術・開発・営業各部門の十数人が専属。世界１３０のデータセンターを有し、
通信ネットワークからデータ分析などのシステムまで一括提供できる強みを生かし、顧客を開拓する。
同社は、作業員のウェアラブル端末で心拍数などのデータを集め、建設現場の安全対策を目指す取り組みを大林組と４月に開始。
今月からは、電力使用状況をもとに独居高齢者を見守るサービスの実証実験を始める。
ＩｏＴに関し総務省は、ネットにつながるモノが２０２０年に５３０億個と、１１年比５倍超に増えると試算。
自動車で年平均３０％の伸びが続き、屋外から遠隔操作などができる家電も２０年に１３０億個を超える予想だ。
URLﾘﾝｸ(www.sankei.com)