21/04/15 22:55:52.69 wLUkkEBc0.net
くびれた腰を掴み、繰り返し引き寄せる。
よく潤んでよく耕された秘肉は、何度味わったとしても飽きのくる気配がない。
僕と北見さんは魂天神社で度々顔を合わせる参拝客である。だがいまだけは一組の男と女で、それどころか色欲に狂った獣かもしれなかった。
常夜灯の薄暗い視界のなか布団の上で蠢く肌色の塊。僕のてのひらのなかで、柔らかく弾んで形を変える豊満な母性の象徴。
官能に満ちた甘い悦びの声。濡れた肉と肉が激しく打ち合う音。むせ返るほどの男女の匂い。
世界にはそれ以外何もない。それだけが全てだ。しかし、それだけで充分だった。
「北見さん、北見さん……！」
肉棒で奥を突くたび互いに甘い波紋が広がる。艶声が耳をくすぐり脳を痺れさせてゆく。
華が咲き誇るように乱れる彼女の肢体はまさに肉欲のうねりそのもので、快楽にただただ溺れた。
「いまだけは、紗和子って呼んでください……！」
荒い息と喘ぎ声で途切れがちに紡がれた言葉に、僕は頷いてみせる。
「紗和子……！」
「あぁ…っ！」