産経抄ファンクラブ第298集at MASS
産経抄ファンクラブ第298集 - 暇つぶし2ch902:文責・名無しさん
23/08/22 06:34:41.91 JN5e4MZB0.net
8月22日 処理水問題をこじらせているのは誰か
東京電力福島第1原発の処理水の海洋放出は、今月内の実現をみすえて大詰めを迎えている。水産物への風評被害を防ぐ名案はないものか。岸田文雄首相が実際に飲んで安全をアピールすればいい、との意見を耳にする。
▼実はすでに前例がある。平成23年10月の記者会見での出来事だった。当時東電は原発の建屋地下にたまる水を処理して敷地内に散水していた。「安全というなら飲んでみたらどうか」。記者の挑発に内閣府の政務官だった園田康博氏がコップ半分ほどの処理水をあおった。残念ながら「政府の愚かさを代弁した」などと批判を浴びただけで終わってしまった。
▼政府の風評被害対策について、75%が「十分ではない」と答えた。昨日の朝日新聞が報じた世論調査の結果である。もっとも問題をこじらせているのは、むしろ朝日を含めた一部のメディアではないか、と食・健康ジャーナリストの小島正美さんが指摘する。
▼処理水に残っている放射性物質のトリチウムは人体に蓄積されることはなく、世界中の原発が同様の処理水を海に流してきた。この科学的事実を国民に伝える使命を果たしていないという。
▼「安全でも安心できない」との論理を振りかざして国民の不安をあおるのは、当事者意識がないからだ、とも。元毎日新聞記者の小島さんは手厳しい。ただしメディアの「改心」を待っている猶予はない。
▼ペットボトル一本でいいから、全国各地で処理水の海洋放出を分かち合うセレモニーがあっていい。小島さんが編集した『みんなで考えるトリチウム水問題』には、フリージャーナリストの井内千穂さんがこんな提言を寄せている。確かに多くの国民が処理水問題を自分事とするきっかけとなるだろう。


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