産経抄ファンクラブ第296集at MASS
産経抄ファンクラブ第296集 - 暇つぶし2ch688:文責・名無しさん
23/03/15 08:32:38.74 tyS+/DiP0.net
3月15日 産経抄

ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次リーグでの日本代表の快進撃は、あっぱれのひと言に尽きる。「ちょっといい話」にも事欠かない。たとえば11日の対チェコ戦で、佐々木朗希投手が死球を与えた場面である。

▼162キロの速球を膝に当てられたエスカラ選手は痛みをこらえて一塁に向かった。一塁手の山川穂高選手が帽子を取って話しかけると、ファウルゾーン内を突然走り出した。無事をアピールしたのだろう。観客席からは拍手が送られた。佐々木投手はもちろん頭を下げて謝った

▼大リーグでは死球について投手が謝罪する習慣はなく、日本ならではのマナーである。この話にはオチがつく。13日の朝、佐々木投手はチェコの宿舎にエスカラ選手を訪ねて、おわびの品を手渡した。所属球団の親会社、ロッテのお菓子だった。

▼大谷翔平選手が12日に放った特大ホームランのボールは多くのファンが記念写真を撮った後、最初にキャッチした女性に戻された。日本では当たり前の出来事だが、米メディアは「高い道徳観を示した」と報じた。奪い合いになってもおかしくないというのだ。お国柄の違いである。

▼新型コロナウイルス対策としてのマスクの着用にも、それぞれの国柄が表れた。なんとか国民に着けてもらおうと違反者に罰金まで科した欧米諸国に対して、日本では政府の呼びかけだけで着用が当たり前になった。13日からはルールが緩和されて「個人の判断」に委ねられた。

▼とはいえ電車の中はもちろん、屋外でもマスクをはずす人はほとんど見当たらない。「同調圧力」との批判もある。「人の目を気にする」のを「周囲への配慮」と言い換えて、ぼちぼち行動を変えていく日本流でいいではないか。


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