15/12/13 20:34:55.22 wGFJ7wuO0.net
《>>1の続き》
その理由を、政府高官がそっと明かす。
「懇談会で議論が進む最中、『侵略』との文言を盛り込むことについては政府関係者の間でも“これはナベツネ談話なんだ
ろう”“政権としても抵抗のしようがない”と、北岡氏の主張を受け入れるしかない現状を自嘲気味に口にする人もいました」
渡辺氏が70年談話に「侵略」の文言を盛りこませることに固執する理由は定かではない。が、読売の編集局幹部によると、
「渡辺氏はかねてより“幼い頃は反軍少年だった”と公言し、東大時代は共産党員だったことも明らかにしています。
思想的な根っこは、今でも共産党に近いのではないでしょうか」
その真偽はさておき、この幹部は今年の春先、新たな編集方針が定まったことを肌で感じたと振り返る。
「上層部の会議で安倍総理の70年談話に侵略の2文字を盛りこませるような論陣を張るという方針が決められたと聞きました。
社内では“また大本営が何か始めたようだ”と、持ち切りでしたね」
実際、読売新聞は4月22日付の『戦後70年談話 首相は「侵略」を避けたいのか』との社説を皮切りに、とにかく談話に
「侵略」を盛り込むことを訴えてきた。以来、社説は談話が発表された8月14日までに同様の主張を6回も繰り返した。
朝日や毎日でさえ、社説で取り上げた回数は4回である。先の政府関係者が言う。
「しかし、安倍総理もすぐには屈しませんでした。テレビで・・・(略)・・・などとコメントして、抵抗していたのです」
潮目が変わったのは6月だった。
「6月4日に衆議員で憲法審査会が開かれ、3人の憲法学者が揃って、“集団的自衛権は違憲”と明言しました。直後に
政権支持率は53.7%から46.1%に急降下し、法案の衆院通過が危ぶまれる事態に陥った。どうやらこのタイミングで
渡辺氏から安倍総理に“読売グループが法案の成立に紙面で協力する代わりに侵略という文言を盛り込む”との交換条件
がもたらされたと見られています」
かくして安保法案は7月16日に衆議院を無事通過し、安倍総理が進めていた談話の原案は4日後の20日頃に完成。
そこには「侵略」を含む4点セット全てが盛り込まれていた。
(中略)
談話を発表した14日、安倍総理に笑顔は見られなかったという。
《以上》