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若年で寺から出奔し以後は市井に生き、死に至る迄私度僧で過ごす。
そんな日蓮の信奉者は、無理にも高貴な公家の出自、叡山で修業し
潅頂阿闍梨の位に上り詰めし名僧と、飾り立てる。
ところが、自称センダラが子、日蓮は文の末尾に天台沙門とのみ記す。
頭を摺り上げ、僧形なのだが宗門台帳に記名無し、立派な人なのだから
それで好いじゃないか、と説得するのだが、後世の自称弟子は
虚飾を貼りつけ飾り立てる始末、此れは【日蓮って私度僧、山伏の修験者と
ほぼ同一の存在】と改めて知るべき時期かと申す次第なり。