16/10/20 20:09:25.23 psNnJYla.net
昭和の怪物創価学会。
この団体に関しまして、元活動会員として並々ならぬ思いがあります。
世界平和を唯一可能にする団体と思い込んで、青春の全てを掛けました。
他の学会員の皆様の思いも同じと思われます。
ただ、創価学会の会員増加の勢いは平成も２０年をすぎて止まってしまいました。
それどころか、現時点において学会員の信仰継承率は50%前後と低迷しています。(猪瀬優理准 龍谷大学准教授調べ)
私は創価学会をある理由から退会し、創価学会ウォッチングを続け、創価学会を仏意仏勅の宗教団体としてではなく、「創価学会とは社会現象」として見なすに至りました。
昭和の戦後復興と高度経済成長が生んだ創価学会。
創価学会は経済成長が止まった日本ににおいて、独自の民俗と呼ぶべき習慣等(勝利至上主義、金集め主義など)が国民から異様と扱われる団体に堕しています。
これは、役目を終えた団体として当然の帰結です。
新興宗教は、戦後復興と高度経済成長時の国民の急激な物質偏重の心のバランスを保つ、都市に花開いた昔ながらの村落共同体的憩いの場として国民に受け入れられました。
創価学会もその一つです。
しかし今や日本において、新興宗教の憩いの場としての機能は必要なくなりました。
経済成長の苛烈さは薄れ、新興宗教に代わる共同体的互助団体は、多様化した文化の中にその機能がサークルやヒーリング組織などの形で自然に現れるようになりました。
新興宗教、特に創価学会は、現世利益主義により、日本国民に右肩上がりの経済成長とそれに比例する平和成長的なユートピアを夢見させました。
人々は、お金持ちになって、病気が治り、国が豊かになって、その後に必然的に平和が来ることを信じました。
創価学会の広宣流布思想がそれです。
しかし国民は、お金持ちになっても幸せでない、病気が治っても幸せでない、国が豊かになっても幸せでない、日本国に創価学会が827万世帯という国民の10%を占めても幸せではない、公明党が与党になっても幸せでない。