17/03/29 11:37:21.48 fzlYpfUG.net
>>130
まず「犯科帳」というのは江戸時代の長崎奉行所の判決記録で全145冊です。
寛文6年(1666)から慶応3年(1867)の200年間にわたる記録で「密貿易」「女の犯罪」
「嫁盗み」「キリシタン」などに分類して紹介、解説したものです。
現在も『森永種夫編『犯科帳』全11巻(1958~61・同書刊行会)、森永種夫著『犯科帳―長崎奉行の記録』(岩波新書)』
として出版されています。
で、長谷川平蔵の物語の連載開始にあたり、初代の担当の文藝春秋の花田紀凱さんが
通しのタイトルがなかなか決まらず悩んでいた時に『犯科帳―長崎奉行の記録』(岩波新書)』
の新聞広告を目にして思いついたのが「鬼平犯科帳」だそうです。