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・杉原紀伊守重政 秀詮(1601年、秀秋から改名)の命を受けた村山越中に上意討される
・松野主馬(重元) 関ヶ原の戦い後、秀秋のもとを去って田中吉政に仕官
・稲葉正成 杉原の上意討ちをみて岡山を退出。牢人のち家康に召し出され徳川の家臣となる
(妻はお福、後の春日局)
・村山越中 杉原殺害後に逃亡。のちに池田氏に仕えるも、口論にて相手を刺し殺す。その後、前田家に仕官
・平岡頼勝 小早川氏断絶後、牢人。家康に忠義を賞されて美濃国九郡のうち1万石を給される
・堀田正吉 小早川氏断絶後、家康に召されて500石を与えられ書院番士となる
・河田八助 小早川氏断絶後、池田氏に仕える
・上田土佐 鉄砲頭。最後まで秀詮に忠義を貫こうとするも、その後の消息は不明
・蟹江彦右衛門 杉原殺害後、家中は大騒動となり、岡山を退出
・滝川出雲 杉原殺害後、秀詮は彼の逃走を防ごうとするも、女駕籠に乗って逃走
・長崎元家 小早川氏断絶後、家康に仕え600石余を給される
小早川氏断絶後、岡山には池田氏が入部するも、宇喜多・小早川の遺臣之召し抱えには消極的であり、小早川秀秋(秀詮)の遺臣は一部のみが下級家臣として召し抱えられたのみで、殆どは四散してしまったといいます。