24/08/23 22:50:36.12 kKSIb5Hw0.net
>>251
大嶋明彦という精神科医が『精神科医が読み解く名作の中の病』という本の中で、文学作品を精神医学的に読み解いてそれぞれに診断を下しているんだけど、
谷崎潤一郎は全般性不安障害、
芥川龍之介、太宰治、中村真一郎、夏目漱石はうつ病と診断していた記憶。
夏目漱石には双極性障害説、統合失調症説、心因性精神障害(神経症圏)説など諸説ありますよね。
太宰は…代表作『人間失格』から、アルコール依存症、薬物依存症(モルヒネ)、不眠障害(カルモチン、「ジアール」というバルビツール酸系睡眠薬服用)は確実に言えそう。
坂口安吾はヒロポンとアドルムという睡眠薬の依存症。「坂口安吾 ヒロポン 青空文庫」をググると小説がヒットしまくる笑
躁状態の不眠症状、全能感、次々に出てくるアイデア、攻撃性によって生み出された芸術作品は多いと思う。
音楽分野ではNirvanaのカート・コバーンが躁鬱病として有名。「Lithium(リチウム=抗躁薬)」という曲がある。
カートは幼い頃に多動があり(現在のADHD)、ながてヘロインに依存するようになり、最期はロヒプノール(サイレース)を酒で飲み下して27歳でショットガン自殺。