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長崎家裁も記録をすべて廃棄 佐世保女児殺害と長崎市の園児殺害事件
1997年に起きた神戸連続児童殺傷事件の記録を神戸家裁が廃棄していた問題で、長崎家裁も、2004年に長崎県佐世保市の小学6年の女児(当時12)が同級生に殺害された事件と、03年に長崎市の幼稚園児(当時4)が中学1年の少年に誘拐され、殺害された事件のすべての記録を廃棄していたことが、家裁への取材で分かった。
長崎家裁によると、長崎市の事件記録は18年3月、佐世保市の事件は19年2月に廃棄したという。廃棄した事件記録に含まれていた資料の詳細などはわからないという。家裁は廃棄の経緯を調べている。
最高裁は少年事件の記録の保存期間を「少年が26歳に達するまでの期間」と定めている。一方、「世相を反映した事件で史料的価値の高いもの」や「全国的に社会の耳目を集めた事件」などについては、保存期間経過後も廃棄しない「特別保存」の対象としている。長崎家裁は「特別保存」の対象になっていたかどうかも含めて調査している。
佐世保市の事件は04年に市立小学校内で発生。小学6年の女児がカッターナイフで首を切られて殺害された。当時11歳だった女児が補導され、精神鑑定の後、長崎家裁佐世保支部が児童自立支援施設に送致する保護処分を決定している。
03年の長崎市の事件では市内の家電量販店で幼稚園児の男児が誘拐され、体をハサミで傷つけられた後、立体駐車場から突き落とされ、殺害された。当時12歳の少年が補導され、精神鑑定の後、長崎家裁は児童自立支援施設に送致する保護処分を決定した。(寺島笑花)
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