22/05/19 07:25:41 W61wSZKP.net
大変だな
コロナ死訴訟 被告側は争う構え 富山
URLリンク(news.yahoo.co.jp)
おととし、富山市の老人保健施設で入所者が新型コロナに感染して死亡したことを巡り、
遺族が施設側に損害賠償を求めた裁判が18日、富山地方裁判所で始まりました。
施設側は、争う姿勢です。
訴えているのは富山市の老人保健施設、富山リハビリテーションホームに入所していた女性の遺族で、
富山市の60代男性です。
訴えによりますと女性は、おととし4月9日、発熱の症状が確認され、その後容体が悪化したため7日後に病院へ運ばれましたが、
翌日、新型コロナを原因とする肺炎で亡くなりました。
遺族は、施設で連日発熱者が出ていたのにも関わらず、個室に隔離するなどの対応をせず感染を広げた注意義務違反や死亡した女性が発熱などの症状が出ていたのに、
すぐに病院へ運ばなかった過失があると主張し、施設を運営する医療法人社団「恵成会」に対し1100万円の損害賠償を求めています。
第1回口頭弁論が18日、富山地方裁判所で開かれ、施設側は、全面的に争う姿勢を示しました。
答弁書によりますと施設では、行政から指示があった一般的な感染対策を可能な限り行なっていたとしたうえで、
発熱者の個室管理をしなかったことについては、看護フロアに空き部屋がなかったことに加え、患者を1か所に集めることは別の感染を起こす恐れがあると反論しています。
また、新型コロナに対する当時の知見では、診断結果などから感染を疑うことが容易ではなく、
感染者の受け入れ先についても整っていなかったと主張しています。
女性の遺族は法廷で意見陳述し、「施設での大規模集団感染はまさしく人災だ。入所させたことをとても悔やんでいる」と訴えました。
女性の遺族
「僕の母親入れて、あの当時15名亡くなって、どこかに原因があったんでしょうね。(施設には)説明してほしいと思いますね。
そうしないと僕自身が母親に対して気持ちの整理がつかないんですよ。今も非常に腹立たしい思いです」
次回の裁判は、7月27日です。