18/10/26 21:15:15.83 x3p5isoS.net
(ただし、私立医本人は18歳の大学受験時には、そんな歴史的経緯は知らず、親は優秀で裕福だから
自分も多額の学費を払って私立医大を経て医師になることは「批判されること」とは思わなくても仕方ない、
とも言える。さらに言えば、そのような親を持つ学生たちの集団では、まともに社会を見ることはできないので
私のレスを読んでショックを受けているのは仕方ない。問題は、そのショックをどう受け止めるか。)
結果として、1970年には国公立医が極めて難関となったのだから、官公立や私立医専上がりの開業医の
子弟が世襲することは困難になった。この時点で、診療報酬の適正化に応じるか、世襲をあきらめれば
一時的な矛盾で済んだ。しかし、もともと卑しい官公立や私立医専上がりの開業医達は、世襲化を狙って
新設私立医大を1970年から創設させた。これに対応して1970年3月の国会で、時の文部大臣が
「社会正義に反する」として国立医の新設も必要との答弁をした。
もともと、1939年から設置された官公立と大正末期から昭和3年までに設立された私立医専は
同格の教育機関進学者の中では「金はあるが、頭の程度は最低」の吹き溜まりだったわけで、
さらに某私立医専では医師会関係者の子弟以外はわずか年間3名しか入学していないほど
縁故入学だった。