18/01/20 05:40:20.66 EwvVIgV1.net
>>27のレスには気づいていましたが、医師・開業医の皆さんのレスが一通り入ったら、それに対するコメントも
含めレスをしようと思っていました。リンク先の記事にレスを書くと、おのずと前スレ「743」レスの①-④にも触れることになります。
前スレ スレリンク(hosp板:743番)
MR削減は当然、大賛成。国民皆保険実施前は医療用:一般用の医薬品工場出荷額?は1:1だったが、2000年ごろまでに10:1程度
になった。一部負担金だけで治療薬が給付されるので民間の医師は、薬価差目当てに患者を薬漬けにした。本来、
薬価差(販売促進の値引き分)は医薬品消費者である国民(支払い側)が得るべきものだが、制度上不当に民間の医師が懐に入れた。
この薬漬けを解消するべく、1967年から値引き分を医師から取り上げる薬価改定が始まったが、製薬は値引き代わりに接待で医師の処方を
掴もうとし、医師も調子に乗ってプロパーに日曜日に家族の世話までさせたり、薬を買ってほしければ靴に入れたビールを飲め、などの暴挙も行った。
これに業を煮やした旧厚生省は、1974年から医薬分業を始める。医薬分業は明治初期と敗戦後の2回にわたり制度化を試みたが、
日本の医療環境に適さないという医師会の反対と、対応ができそうにない薬剤師側の事情から不採用だったにもかかわらず1974年以降実施された。
このような経緯があるにも関わらず、医薬分業を否定する日本医師会は、何を根拠に物を言っているのか?日本医師会鈴木常任理事は、
4円前に「薬剤師は悪いことしかしていない」と言っているが、医薬分業の原因は医師の薬漬け医療だということを忘れたのか?
民間の医師と製薬の不適切な関係の原因=責任は、両者にある。どちらか一方が、その職務に忠実であれば、このような不適切な関係は
構築されなかった。薬を売りたいために、薬価差を提供したり、接待や労務提供をした製薬が、2012年以降導入した自主規制を早期に行えば
① 国民は無駄な医療費を払う必要がなかった。
② (または)医師への利益(労務を含む)提供の分だけ、研究開発費の増額させ、国際競争力が上昇を介し、法人税の納付額が増加した。