16/10/05 07:49:15.35 LcLlWVAV.net
それから、いい機会ですから後発品についてです。
2010年以前の薬価制度では、2年に一度薬価差を解消するために薬価が改定されていました。
薬漬け医療を防ぐ目的です。
しかし、2010年診療報酬以降、後発品の普及促進がはかられました。
これは一般には、医療費削減とされていますが、中医協の議論は違います。
特許期間中の新薬の薬価を維持する財源として、特許切れ後の新薬(長期収載品)を後発品に置換することにより捻出する。
結果、新薬の製品寿命中の売上総額は不変だが、割引現在価値に換算した場合、新薬の経済価値が上昇する。
製薬メーカーは必死になって新薬の研究開発に勤しみ、
①ドラッグラグが解消される(より早く新薬が国内市場に投入される)
②国内新薬メーカーが死に物狂いで、新薬の研究開発に注力し、創出された新薬により海外売り上げが増加→法人税増加
というものです。
特に②は、製薬業界自らが焼けた鉄板の上で�