16/02/17 08:54:06.12 tuM9dJjv0.net
今月7日までの1週間に全国の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、推計で164万人に上り、全国的に流行が本格化しています。
国立感染症研究所は「例年であれば、すでに流行のピークをすぎる頃だが、今シーズンは流行の始まりが遅かったため、今後もさらに患者が増える可能性がある」として注意を呼びかけています。
国立感染症研究所によりますと、今月7日までの1週間に全国およそ5000の医療機関を受診したインフルエンザの患者は、推計で164万人に上り、前の週と比べて57万人増えました。
流行状況を表す1医療機関当たりの患者数を、都道府県別に見ますと、神奈川県が最も多く48.95人、次いで埼玉県が47.52人、愛知県が45.24人、千葉県が44.91人、福岡県が44.4人などとなっていて、
すべての都道府県で患者数が増えています。
また、大きな流行が起きているおそれを示す「警報レベル」を超える患者数の地域も、41の都道府県で出ていて、全国的に流行が本格化しています。
一方、今シーズン、これまでに検出されたウイルスは、7年前に「新型インフルエンザ」として流行したH1N1型ウイルスが全体の半数を占めて主流となっているということです。
今シーズンは、流行入りの発表が年明けにずれ込むなど、例年よりも遅めの流行の始まりとなっていて、
国立感染症研究所の砂川富正室長は「例年ならすでに流行のピークをすぎる頃だが、今シーズンは今後もさらに患者が増える可能性がある。H1N1型が主流となる年は特に小児の間で肺炎などを引き起こすケースが多い傾向にあるので、
手洗いやせきエチケットなどの対策を徹底してほしい」と話しています。
URLリンク(www3.nhk.or.jp)