21/03/13 07:50:08.83 .net
頑張れ板橋w
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板橋は、何だかんだ面倒見がいい小堀を居酒屋に呼び出す。
営業成績で悩む小堀が少し弱音を吐くが、板橋は子供だから受け止めない。
「小堀。お前はいつも自分の話ばっかだな……」
『えっ! ゴメン!
お前、話があるって言ってたな! ナニ?』
板橋の方が自分の話ばかりなのだが、大人の小堀は飲み込む。
すると、板橋が突飛な事を言い出す。
「俺、会社辞めて小説家目指すわ!」
『は?』
「イソップって作家知ってるだろ?
あいつ、ギリシャの奴隷で、金貯めて自分を解放して本を書いたんだ。
俺もサラリーマン辞めて、自由を手に入れて本を書くぜ!」
板橋は医療機器メーカーの営業で、今まで本を書くような前歴は何もない。
第一、板橋は行動を抑えられない気質だからチマチマ文字など書けない。
板橋が客観的な視点で自分を見れば、気質やキャリアの延長線上にある仕事に転職するはずだ。
だが子供性が高い人は思考回路が分断されているから、飛躍した発想をする。