孤独のグルメのガイドライン 25み雑炊は来月からat GLINE
孤独のグルメのガイドライン 25み雑炊は来月から
- 暇つぶし2ch571:、日本でも有数の反社会勢力組織が違法取引の根城にしている場所だった。 公権力も見て見ぬふりをする事実上の治外法権であり、中では、毎晩のように乱痴気騒ぎが起きている。 だが、今のゲンには、中で何が起きているかも理解できないし、問題ではない。 「ここに滝山がいる」という自らの救世主の声に従っただけのこと。今の彼の中には滝山への復讐心しかなかった。 ビルに近づいたゲンに、おそらく見張りであろう、中東系の男が近づき警告する。 「…ノー不法侵入。不法侵入ハダメデス」 見張りの男の懐には銃のようなものが見えている。しかし、ゲンは意に介さない。 自分を見向きもせず、なおも進もうとするゲンに、男は苛立ち、舌打ちをした。 「Maybe,youハ喧嘩売ッテマスネ?…ハイ、トキドキOKデス」 言うが早いか、男が渾身の力でゲンの頭を殴った。夜の闇の中に鈍い音が響き、衝撃でゲンのハンチング帽が地に落ちる。 しかし、常人なら一撃で頭蓋が砕かれるほどの打撃を受けても、ゲンは微動だにしなかった。 ゲン「…タ・キ・ヤ・マ…」 ゲンは片言のように怨敵の名を呟いた後、トレンチコートを脱ぐ。その姿に、男は驚愕した。 首から下の全身は皮膚を剥かれたのように赤く、肥大化した骨と筋肉組織がむき出しになっていた。 だが、何よりも驚異だったのは、左腕。 人体の縮尺を間違えたかのように巨大化した左腕、その手先はまるで刃物のように研ぎ澄まされており そしてその肩にはボウリング玉ほどの大きさの目玉が、ぎょろ、ぎょろと辺りを見回していた。 「Oh my…god…」 思わず漏れ出たその言葉を感知するかのように、肩の目玉が見張りの男をぎろりと見据える。 ゲン「タキヤマァッ!!」 周囲に響き渡るほどの大声でゲンが叫び、左腕を横一文字に振り抜く。 その一撃は、まるでチーズのように、男をたやすく真っ二つに両断した。
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