孤独のグルメのガイドライン 25み雑炊は来月からat GLINE
孤独のグルメのガイドライン 25み雑炊は来月から - 暇つぶし2ch459:水先案名無い人
21/01/22 16:25:01.28 bkO+gxft0.net
メカ滝山を計測する男達は満面の笑みを浮かべている。
「素晴らしい装甲だ!歩兵が相手なら無敵だな。」
「敵はロケット弾をほぼ同じ場所に2回当てています。神技ですよ。3回やられたら危険でした。」
「実戦テストで無茶できなかったとはいえ、装備が機銃と火炎放射だけだったのが悔やまれる。グレネードがあれば勝っていた。」
「この前問題だった操縦者との動きのラグはどうだ?」
「それは改善されましたが、もう1つ問題があります。カメラの視界が遮られるとメカ滝山側で自動攻撃モードになるんですが
温度センサーで人間の体温に近いものをロックするので、近くにターゲット以外の人間がいても撃ってしまうようです。」
「では自動攻撃そのものをオフにして、センサーの映像を操縦者が見ながら攻撃しろ。」
廊下の向こうから、すれ違う人間1人1人に怒鳴りながら大使が現れた。
「お前らの目的は何だ!?滝山の死体はあるんだろうな!?」
「おや大使。私らよりも、こちらの方々と話した方がいいですよ。」
黒スーツの男達が脇から出てくると、その中のメガネの男が大使に封筒を渡した。
「何だこれは!」
メガネの男が目を細め、口を開いた。
「国務省の召喚状ですよ。こういったものは今でも紙で手渡し、という役所のルールなのでね。」
「私が…国務省から!?」
「身内を愛するのは大事ですが、それも時と場合による。あなたは死んだ甥に銀行口座をプレゼントしましたね?
それが日本国内で薬物売買に使われている。日本の警察から国務省に問い合わせが来ましてね。甥と暴力団の付き合いがあったのは事実だ。」
「そんなものは、外交免責で拒否すればいいっ!!」
「問題はもうちょっと深くてね。あなたの以前の赴任地で、中東の民主革命ってやつがあったでしょう。
その際に現地の金融機関の関係者が何人も死んでいて、死後に彼らの預金がこの口座に次々と振り込まれている…。
そういった経緯について、国務長官が直々に話を聴きたいとのことです。また、過去の使途不明金についてもね。」
大使は拳をプルプルと握りしめて床に視線を落とした。
「これからは家族にあげる時でも面倒がらずに新しい口座を作った方がいい。あ、それから帰りの飛行機はエコノミーですよ。」
大使は目をカッと見開いたまま、スーツの男達に連れられて出ていく。部屋中のニタニタとした笑い顔がそれを見送っていた。
残ったメガネの男に、白衣にヒゲの男がコーヒーカップを手にして話しかけた。
「いやあ、国務省は仕事が早くていい。匿名の通報から2日でここまで動くなんて�



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