20/04/04 13:55:35.50 FybjbZL+00404.net
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野村氏:
バトルについては,何度も何度も,作って壊してを繰り返して構築しました。
いろいろなバージョンをものすごい回数触ったので,もしかしたらあの形に決まるまでが,一番時間がかかった作業かもしれません。
4Gamer:
やはり長い道のりだったんですね。当時のFFVIIの戦闘を,今の時代にすり合わせていった感じですか?
野村氏:
そうですね。オリジナルに引っ張られすぎて,一時期はアクションがなくなって,ATBみたいになったこともあります。
もともと,最初に僕が出したお題が,「リアルタイムのアクションでありながら,数値を管理するFFとしてのバトルでもあり,
FFVIIのATBの駆け引きもなくてはいけない」という,無茶なものだったんです。
今の形になったのは,それらの組み込み方をあれこれ変えてどうにか作り上げた,スタッフ達の努力の結果ですね。
4Gamer:
ただアクションにするだけでなく,FFVIIの要素を残すというのは最初からあったんですね。
野村氏:
はい。それともう1つ決めていたのは,プレイヤーキャラクターをチェンジする仕組みです。
アクションだとどうしても操作するキャラクターが1人になってしまいがちですが,それをやるとFFVIIではなくなってしまいます。
ですから,キャラクターをチェンジするための必要性をどう盛り込むか,最初からかなり話し合いました。
これらが固まったことで,FFVIIのバトルになったという実感がありましたね。
オリジナルのバトルは俯瞰で見る感じでしたが,FFVIIRはより没入感のあるものになっていると思います。