22/12/26 07:15:16.86 pceHw/tV.net
花は釣鐘型で、直径1~1.5cmほどの小さな花を沢山つける。花弁の色は濃赤紫から青紫まで様々で大きさも一重のものと八重咲きのものなどがある。
香りは芳香性健胃・利尿作用が有り、古くから香油の原料としても利用されている
また、乾燥させた花には強い殺菌力があり解熱剤などに利用されている。
根にはタンニンが多く含まれていて生薬としては利尿作用・鎮痛作用・発汗作用などの効果があるとされている。
この様に紫色をした花を持つ植物の種類は非常に多く、代表的な所で言えば桔梗や紫陽花、百合や彼岸花などが代表的だが
その他にも様々な種類の花を咲かせる物が存在するのだ。そのどれもがとても美しい色をしているので是非一度調べてみて貰いたい。
ただ注意してもらいたいのはその見た目に反して毒を持っているものも多いという点だ。
ラベンダーの精油には皮膚刺激性があるため、ラベンダーが開花している時期であっても直接肌にふれる場所には使用しないほうがいいとされる。
ラベンダーとローズマリーを混ぜたアロマオイルやポプリなども販売されている。ローズマリーは抗菌・防腐作用があり、
ラベンダーもリラックス効果が高いためおすすめである。ハーブティーとしても楽しむことができるが、飲みすぎるとお腹を壊してしまうことがあるので注意。
ラベンダーの香り成分のひとつである酢酸リナリルには強い催吐作用がある。特に紫陽花は毒草として有名であり、葉と花びらに多量に含まれる
水酸カルモチンと言う物質を誤って摂取すると中毒を起こす事で知られている。これは少量ならば吐き気や嘔吐程度で済むのだが大量に摂取すると危険である。