20/01/28 12:20:39 TMiF9Qkw.net
都内に住む30代の女性・A子さんは、小学校6年生の時、
10歳年上で当時大学生の兄から、下着を脱がされたり、
性器を触られたりするなどのいたずらを受けた。
「兄はその時まで、女性との交際も、性交の経験も無かったと思います。
その事に引け目も感じていたでしょうし、年頃の男性として興味もあったでしょう。
でも大人しい性格の兄は、他の女性とまともに話をする事も出来なかった。
それで手近な存在として、私に手を出したのだと思います」
A子さん自身は当時既に性交経験があったが、
「実の兄から、性交まで至らなかったとはいえ、性的な行為をされる事に、
嫌悪感しか覚えなかった」。
現在まで何人もの男性と交際してきたが、結婚には至っていない。
「結婚して子どもが出来て、もし私たち兄妹と同じような事があったらと思うと、
なかなか結婚には踏み切れない」
今でも自分の体が汚れていると感じる時もあるという。
「だから、『たかが、いたずら』などと考えないでほしい。する方は軽い気持ちでも、
される方には後々まで大きな影響が残るのだから」
(19年11月15日付・朝日新聞東京版朝刊生活面「声を上げる性被害者」より)