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アストラムライン 延伸部分の開業は令和１８年度ごろ目指す｜NHK 広島のニュース
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02月13日 21時34分
アストラムラインを広島市安佐南区から西区まで７キロあまり延伸する計画について、広島市が新たにまとめた事業スケジュールの全容が判明し、延伸部分の全線開業は１２年後の令和１８年度ごろを目指す方針であることが分かりました。
アストラムラインについて、広島市は安佐南区にある今の終点の広域公園前駅から佐伯区五月が丘や西区の己斐上などを経て、西区のＪＲ西広島駅まで７キロあまり延伸させて６つの駅を整備する計画を立てています。
広島市は当初、延伸部分の全線開業について令和１０年代初頭を目指していましたが、新型コロナウイルスの感染拡大などの影響を受け、事業全体のスケジュールの見直しを進めていました。
このほど、市が新たにまとめた事業スケジュールの全容が判明し延伸部分の事業については令和９年度から本格的に着手し、令和１８年度ごろの開業を目指す方針であることが分かりました。
一方、新たな需要予測では、延伸による１日あたりの利用客の増加は当初の想定の１万５００人より少ない８９００人と見込んでいます。
また、広域公園前駅から西広島駅までは段階的な延伸ではなく、全線で同じタイミングで開業することを目指としています。
一方、建設にかかる費用は、資材価格の高騰などの影響で当初の想定のおよそ５７０億円から１９０億円増加し、およそ７６０億円になると試算しています。