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毎日新聞 2023/12/25 11:00(最終更新 12/25 11:00)
子どもたちに愛された乗り物が歴史の幕を閉じます。上野動物園(東京都台東区)の園内を走るモノレール「上野懸垂線」。老朽化で2019年11月から休止していましたが、27日、正式に廃止されます。
道路を挟んで東園と西園を結ぶこのモノレール、当初は試作品として造られたことをご存じでしょうか。今回は、その目的や社会に与えた影響を振り返り、最後の車両となった40形の姿を写真で紹介します。
開業したのは1957年。交通量が増える中、路面電車に代わる交通手段の一つとして、都はモノレールに白羽の矢を立てました。
実用性を探るため、ドイツで走っていた懸垂式のモノレールを参考に、改良を加えて試作したのです。開業前、毎日新聞は「テストの成績がよく、実用の段階に入った場合、
都内のどこに敷設するかはいま都交通局で選定中」「道路では昭和通り、河川では神田川、目黒川、江戸川などが有力」(57年1月6日都内版)と伝え、期待されていたことがうかがえます。
開業後の61年に出版された「東京都交通局50年史」では、メリットとして他の鉄道に比べ用地の確保がしやすいことや、建設費が安いことをあげています。
さらに、風速毎秒15メートルで運休が必要という欠点についても、「型式の改良により緩和されよう」と前向きに捉えていたようです。
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