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来日したユダヤ難民を支援したポーランド大使のタデウシュ・ロメル氏を紹介した展示=福井県敦賀市金ケ崎町の「人道の港敦賀ムゼウム」で、大島秀利撮影
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第二次世界大戦中の「命のビザ」(杉原ビザ)によるユダヤ難民の上陸記録などを展示する資料館「人道の港敦賀ムゼウム」(敦賀市金ケ崎町)で、ユダヤ難民を日本で支援した駐日ポーランド大使「タデウシュ・ロメル展」が開かれている。5月11日まで。【大島秀利】
ロメル氏は1937~41年に初代駐日大使を務めた外交官。リトアニアのカウナス領事代理だった杉原千畝氏が発給したビザは滞在期間が10日間だったが、ロメル大使は、ポーランド系ユダヤ難民の滞在期間延長や出国ビザを日本政府に求めたり、出国先のビザ発給の仲介をしたりした。さらに妻と一緒に、渡航資金を持たない難民の義援金集めにも奔走。そのおかげで、米国やカナダなどの最終目的地に到達したユダヤ難民は約1000人に上るとされる。
同館は「杉原ビザから始まるユダヤ難民救済はロメル氏の献身がなければ成し遂げられなかった」としている。
41年にポーランド大使館が閉鎖されると、当時、ポーランド系ユダヤ人が約950人いたとされる上海に支援の場を移した。展示は共催するポーランド大使館から提供を受けた大型パネル10枚や映像が使われている。
敦賀ムゼウムは入場料一般500円、小学生以下300円。水曜日休館。
毎日新聞 地方版 2021/4/14
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