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2018年10月1日 06:39
「うやふぁーふじ(先祖)から受け継いだチムグクル(心)で、だれ一人取り残さない社会をつくっていく」。選挙期間中、沖縄県内各地の演説で何度も訴えた。
衆院議員のポストを捨て、知事選に挑むことを決意したのは、翁長雄志前知事が大事にしてきた「イデオロギーよりアイデンティティー」という理念を引き継ぎ「誇りある豊かさ」を実現したいとの思いだった。
米国人の父と伊江島出身の母の間に生まれ、母子家庭で育った。ラジオパーソナリティーなどのタレント活動を経て、42歳で政治の道へ。「生まれる前から決して貧困は発生させない」。シングルマザーの苦労を知るからこそ、子どもの貧困対策を最重要政策に掲げる。
座右の銘は「天は正論に信念と勇気を与える」。新たな基地はいらない、戦争で奪われた土地は県民に返すのが道理-。ぶれない信念で、沖縄が背負わされている不条理を訴え続ける。
補助金に頼らない自立型経済の構築、アジアのダイナミズムを取り入れた新たな沖縄振興計画の策定-。復帰50年先の未来を見据えた「新時代沖縄」へのかじ取りが始まる。
玉城デニー氏(たまき・でにー)1959年10月13日生まれ。うるま市出身。上智社会福祉専門学校卒。ラジオパーソナリティーなどタレント活動を経て、2002年に沖縄市議に初当選(1期)。09年に衆院議員に初当選(4期)。前衆院議員、自由党幹事長。
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