17/02/23 17:27:27.65 CAP_USER.net
【マッド三枝が行く!!】NHK強姦記者の真相たずね山形編(上)49歳ヒラ記者のオレが「マッド・ドッグ」?!
URLリンク(www.sankei.com)
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米トランプ政権の国防長官、ジェームズ・マティス氏(66)のニック・ネームは「マッド・ドッグ」(狂犬)であることは「産経ニュース」のユーザーならすでにご存じだろう。なんでもマティス長官は勇猛果敢なだけでなく、冷静で知的な言葉遣いができる人物らしい。一つの真実を追い求め、深層を読み解くニュースハンターに必要な資質にも通じる。ならば部下にも「マッド・ドッグ」が欲しい。WEB編集チームの1人の中年記者にS編集長は望みを託した。行け、「マッド三枝」!。お前はマッド・ドッグになるのだ!!
◇
嫌な予感はしていた。自席は編集局の幹部が会議を開く場所から5メートルと離れていない。だから会話が丸聞こえなのだ。
「何だってNHKの記者をやっていて、強姦事件を起こすのかね」
「最近、医学部生とかこの手の事件増えてますよね」
「彼に突撃させれば良いんだよ」
来たっ!原稿の執筆に熱中している風を装って、耳をそばだてる。
「良いじゃないか。マッド・ドッグだから」
一同、笑いが起こる。
マッド・ドッグって誰のことだよ。
「外に行ってきます」
そばにいた同僚に声をかけて、よれた背広に袖を通した。
予感は的中した。夜遅くなって、S編集長から電話があった。
「あのさ、山形に行ってくれないかなあ。例のNHK記者の強姦事件。うん、あれ、ネットでやりたいからさ」
S編集長の口調はどこかシニカルで、突き放したような話し方だ。
「日曜にでも発ってくれ」
約1カ月ぶりに日曜の休みが取れ、受験勉強中の長男は置いて、妻と天ぷらでも食べに行こうと約束していたのに…。
「ああ、夕方に向こうに着く感じで良いからね」
慌てたようにS編集長が付け加えた。言われなくてもそうするつもりだ。
知らない土地に出張する。それ自体は楽しい。だが、地縁血縁のない土地で2泊3日程度の取材で成果を求められるとなると、これは一筋縄ではいかない。しかも事件は、NHK山形放送局酒田報道室記者、弦本(つるもと)康孝容疑者(28)が逮捕されてから5日が経っている。山形県の地元紙は山形新聞だ。取材網は県内津々浦々に張り巡らされている。もうネタは出尽くして出がらしのお茶のような状態になっているだろう。
「はあ、分かりました」
49歳でヒラ記者だ。二十代、三十代のころのようには動かない。