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講演で「古事記は古代からの宝物」と話す吉木誉絵さん=松山市
URLリンク(www.sankei.com)
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「建国記念の日」の11日、各地で奉祝行事が行われ、松山市道後町のひめぎんホールでは、建国記念の日奉祝愛媛県実行委員会の県中央大会が開かれ、著述家で神職の吉木誉絵(よしき・のりえ)さんが「日本の神話・古事記の魅力」のテーマで講演した。
神話を大切にし、誇りとする理由
中央大会では、実行委員会の竹田祥一会長が「日本の建国から2677年。明治政府はこの日を紀元節と定めていたが、敗戦によってGHQ(連合国軍総司令部)が廃止。昭和41年、国民の熱い願いで国民の祝日として復活した」と建国記念の日の意義を述べ、戦後の自虐史観を脱却して、政府主催で建国記念の日を祝えるようにしていこうと述べた。また、竹田会長は今秋、愛媛県で開催される国民体育大会と全国障害者スポーツ大会に言及し、「天皇皇后両陛下をはじめ皇族方が次々に来られる。県民挙げて盛大に送迎しよう」と呼びかけた。
吉木さんは東京都出身で、慶応大学大学院修了。高校時代に過ごした米国での経験などから日本の神話に興味を持ち、神職の資格を取得した。現在は海上自衛隊幹部学校客員研究員で、歌手、佐久弥(さくや)レイとして古事記の魅力を伝える芸能活動もしている。
講演で吉木さんは「神話は世界のそれぞれの民族が大事にしており、それが民族のアイデンティティーです」と述べ、神話を誇りにし、大切にしなければならない理由を分かりやすく説明した。
「古事記は古代からの宝物です」
神武天皇については「古事記でいうとちょうど中間あたり。神話と歴史がグラデーションになっている間に立っている人物です」と紹介。
その時代から現代まで日本人が変わっていないこととして、自然の一つ一つに神々を見いだしている▽大和言葉を使っている▽天皇という存在をいただいている-の3点を挙げ、「日本はおだやかにずっと続いてきた国」と述べた。各地にあった神話や信仰を「いいですよ。それぞれ大事にしてくださいね」と八紘一宇の精神で建国されたからだと説いた。
また、戦後、神話が教育から排除され、軽んじられてきたことに対し、「ルーツを忘れては、日本人が日本人ではなくなってしまう。古事記は古代からの宝物です」と強調した。
愛媛県内ではこのほか、宇和島、今治、西条、四国中央、八幡浜などでも奉祝の催しが行われ、日本国の誕生日を祝った。
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