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2016.5.14 15:35
世界最大規模の酒類の品評会「インターナショナル・ワイン・チャレンジ(IWC)」の日本酒部門の審査会が16~18日、神戸市東灘区の白鶴酒造で開かれる。
その年の最高の日本酒とされる「チャンピオン・サケ」を目指し、国内外から1260を超す銘柄が出品される。関係者は、灘五郷で知られる酒所・兵庫からチャンピオンを輩出したいと意気込んでいる。
IWCは1984(昭和59)年に始まったワインの品評会。英出版社ウィリアム・リード社が主催し、例年ロンドンで開かれている。
日本酒部門は2007(平成19)年に新設。日本開催は4年前に東京都で開催されて以来2回目。
同部門では、日本人を含む日本酒の知識の豊かな55人が審査にあたる。純米酒、本醸造酒、スパークリングなど9つのカテゴリーで、3日間の審査の後、20日に金、銀、銅メダルの受賞酒を決定。
さらに金メダル受賞酒の中から、各1本をトロフィー受賞酒に選び、トロフィー受賞酒9本の中から「チャンピオン・サケ」を決定する。チャンピオンは7月7日にロンドンで発表される。
県は、日本酒と酒米生産量が日本一。今年は県農業試験場で、酒米として世界的に評価が高い「山田錦」の育成を始めて80周年を迎える。
過去、9回中6回で県産山田錦を使った銘柄がチャンピオンに選ばれている。ただ、県内の酒造メーカーから選ばれた銘柄はなく、県の担当者は「神戸開催ということもあり、今年こそはチャンピオンを出したい」と意気込んでいる。
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