16/05/08 22:30:14.42
[2016年5月8日9時41分 紙面から]
先月14日の熊本地震発生以降、甚大な被害が出た熊本県に対する支援の輪が広がっている。物資を送ったり、ボランティアに出向いたり、支援方法はさまざまあるが、東京など首都圏でできるのは、やっぱり「買って支援」だ。今すぐにできる支援は何か。あらためてまとめてみた。
東京・銀座にある熊本県のアンテナショップ「銀座熊本館」には連日、「買って支援」や義援金を寄付しに、多くの人が訪れる。震災以降の来場者は、約5万6000人(5日まで)。1日平均3000人で、4000人訪れた日もある。通常よりかなり多い。5日は開店前、140人が列をつくった。義援金は、5000万円近くに達した。
特産品が中心の1階では震災前、約1000アイテムを扱っていた。メーカーの被災や物流の混乱で、震災直後は商品搬入が遅れ、在庫を出しながらの営業に。先月24日は1階の在庫がほぼなくなり、閉店を早めたことも。現在の品ぞろえは約600アイテムに回復。活動を再開したくまモンのグッズ約100種類も、2階でファンを出迎える。
売れ筋のからしれんこん(890円)、さつまいもとあんをサンドした「熊本いきなり団子」(108円~)は、入荷したそばから売れる。デコポンジュースなどまだ入荷がかなわない人気商品もあるが、品ぞろえは徐々に戻りつつある。
担当者は「『頑張ってください』と励ましをいただく。とてもありがたい」と話す。「いつもくまモンに元気をもらう。今は、こっちが応援する番」と、声も掛けられた。被災地の状況が落ち着いてくれば、くまモンの「東京出張」も実現するかもしれない。【清水優、村上幸将、中山知子】
URLリンク(www.nikkansports.com)