14/04/22 16:28:40.33
◆農地の雑草除去にレンタカウ、無償で貸します
耕作放棄地の再生を目的に、山口県が所有する牛を無償で貸し出す「レンタカウ」制度の今年度初めての取り組みが21日、岩国市周東町の水田跡地で始まった。
雑草の除去などのため、2頭が約1か月間放牧される。
県団体指導室によると、農家の高齢化などに伴い、県内には3706ヘクタール(2010年現在)の耕作放棄地がある。草が生い茂ると景観が悪化するほか、イノシシなどの隠れ場所となり、周辺農地で作物の食害が生じている。
県内の農家の間では、以前より牛に草を食べさせて農地を再生させる取り組み「山口型放牧」が実施されており、県は取り組みの普及を目的に2001年度から制度を始めた。昨年度は県内299か所、計約400ヘクタールで行い、このうち12か所に県の和牛が貸し出された。
今回は約5年前から使われていない水田約30アール。牛が逃げないように、太陽光で発電した電気が流れる柵で囲まれている。2頭は県農林総合技術センターの雌の繁殖牛で、同センターの職員らが放つと、早速生い茂る草をはんでいた。
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